空き地空き家対策相談員としての活動　
宅地建物取引士として、お客様よりご相談をお受けしてアドバイスをさせていただいた事例

　【貸土地として】
　空き家が老朽化していて解体され空地にして土地を売却せずに貸地として賃貸借契約をされた貸物件の事例をご紹介させていただきます。
　まずは貸土地としてどの位でお貸出来るかを査定させていただきます。土地の形状や広さ(面積)にもよりますが貸土地の評価は近隣の環境が価格に左右されます。
　駐車場用地や事業用地としての需要があるエリアですと長期的に考えて売却よりメリットがある場合もあり、年間の収支～長期的な収支をシュミレーションしてアドバイスをさせていただきます。
　貸駐車場については、登記簿・公図・測量図を下に実際に現地にて何台車が停めれるのかを調査します。そして、砂利敷きの場合はトラロープなどで区画割りをしたりご要望によりアスファルト敷を施行する業者さんを紹介してアスファルト敷と白線を入れてから賃貸借契約を開始します。

　事業用地としてお貸する場合は敷地の広さや業種により大きく異なりますが、貸主により建物を建設して建物と共にお貸したり（事業用建物賃貸借契約）、借主により建物を建設して賃貸をしたり（公正証書による定期借地契約）これまでも、ラーメンチェーン店・カーディラー・眼鏡屋さん・従業員用貸駐車場(一括貸）など様々な取引事例がございます。
　神奈川県ではまだまだですが、地元広島県大竹市では沢山のお馴染みの店舗経営に関わりお手伝いすることが出来ました。

　【売却価格の査定について】
　売却されたいご意志がある場合はどの位の価格で売却出来るかの価格査定をさせていただきます。弊社では、直接ご依頼があったお客様を限定してまずは敷地調査をした上で路線価格と取引事例を基に幾らで売却が可能かを方位・日照・通風・接道・間口・最寄り駅からの距離・近隣の環境・敷地内の上水下水などの整備状況・建物を建設した場合の有効寸法（建築面積や駐車場スペースなど）総合的にしっかりとした資料を作成してその土地の評価を判断致します。

　ご依頼頂いた査定価格に至らなかった場合でも、ご希望の価格に近づけて売りに出すことも可能です。ですが、当初の売出価格が実際に売却出来る(予想）価格とかけ離れている場合は、売却に至るまでに時間がかかってしまったり（その場合は、売れ残っているイメージが残ることとなったり）、またその同時期に同様の物件を探されていらっしゃる大切な顧客を価格面が折り合わない為に逃してしまうなどのリスクもある可能性もあるため、当初の売出価格の判断はとても慎重に行わなくてはなりません。

　【古民家再生住宅の賃貸（売買）について】
　弊社にて実際に、広島県大竹市の空き家対策相談員として広島県宅地建物取引業協会を通じて築100年になる古民家の売却の価格査定をさせていただき、後に売却をせずに賃貸をされたいとのご要望にて、賃貸借契約の仲介をさせていただいた事例もございます。

　その古民家の貸主(オーナー）様は、現在関東にお住まいでお気持ち的にはその古民家に住みたい要望はあるものの通院の問題や住み慣れた環境を変える勇気もないとのこと。
　そして、歳を重ねてきて建物のメンテナンスのために頻繁に帰省もできなくなりやむなく、どなたかに住んでいただきたいとのことで、弊社にて、荷物の整理・処分・メンテナンスを経て賃貸借契約をお手伝いさせていただきました。今現在も古民家が好きな優しいご夫婦とペットのワンちゃんに住んでいただいております。
　オーナー様とも、関東でお会いしたりして今でも仲良くさせていただいております。

　一戸建住宅の場合は、そのまま同物件をご購入いただくことも少なくはなく、私達不動産仲介業者は住まいを通じて人と人の出会い～手助けが出来る、昔で云うならば仲人のような存在です。
　中立的な立場で双方の想いを繋ぐとてもやり甲斐のある仕事だと思っています。

　弊社も関東へ事務所拠点を移転し3年が過ぎ今年の10月で4年目を迎えます

　　　～今年も地域の方に少しでも貢献できますよう
　　　頑張ります！(^^ゞ～